この記事では、沖縄県竹富町の鳩間島でのドローンの飛行申請・飛ばして良い場所・おすすめ空撮スポットについて詳しく解説しています。
さらには鳩間島に来たらぜひ行ってほしい、おすすめ絶景スポットもご紹介していますよ。
それではドローンで撮影された写真と一緒に夏の鳩間島観光をしていきましょう!
- 鳩間島のおすすめ観光スポット
- 鳩間島の穴場スポット
- 鳩間島でドローンを飛ばすために必要なこと
- ドローンを飛ばす上での注意点
- ドローンのおすすめ撮影スポット
鳩間島の基本情報
まずは鳩間島の基本情報を押さえておきましょう。
鳩間島の場所
まず、鳩間島がどこにあるかGoogle マップで場所を確認してみましょう。
沖縄本島からさらに西の石垣島の近くにありますよ。
鳩間島へのアクセス方法
ここからは鳩間島へのアクセス方法を確認していきます。
フェリーで行く方法
フェリーは思っている以上に時間ぴったりに出るので、遅刻には注意が必要です。
私には、待合室で待っていて乗り過ごした…という苦い経験がありますので、皆さんも気をつけてくださいね。
石垣島から鳩間島の直行便フェリーで50分くらいかかります。
フェリーは、八重山観光フェリーか安栄観光がおすすめです。
よくどっちの会社のフェリーに乗ればいいの?と悩む方もいますが、どちらもほぼ同じです。
フェリーの料金・時刻表
どちらの会社も、料金・出発時刻は同じですよ。
石垣発 | 鳩間発 |
---|---|
08:30(上原港経由) | 09:45 |
15:20 | 16:05(上原港経由) |
区分 | 片道 | 往復 |
---|---|---|
大人(中学生以上) | 2690円 | 5170円 |
小人(小学生) | 1350円 | 2600円 |
障がい者割引 | 1650円 | 3300円 |
鳩間島のおすすめ観光スポット
ここからは、鳩間島でぜひ行ってほしいスポットを紹介していきます。
宿に置いてある鳩間島の簡単なマップで位置関係を確認しておくのがおすすめです。
「周回:3.9km」との記載がありますが、鳩間島は断崖絶壁の箇所がいくつかあるため島の端をぐるっと一周することはできないので注意。
島の中程にある道を歩いて1周することは可能です。
竹富町立鳩間小中学校とその前のビーチ(ナラリ浜)
宿に荷物を置いたら、まずは島を探検してみましょう。
港方面から東方向に、海岸沿いの舗装された道路を歩いて行きます。
すると島で唯一の学校、竹富町立鳩間小中学校が見えてきます。
夏休みで学校には生徒の姿はありませんでしたが、10人弱の生徒がいるそうです。
真夏は本当に暑いので、すぐに海に飛び込みたくなりますね。
そんな時には、この学校の目の前の海がおすすめ。
ここが一番の穴場スポットです。
また、鳩間島の周辺は雲の進行を妨げる山がほとんどないため、雨が急に来ます。
雨が上がった後には、虹がかかることも。
「前の浜」の堤防
次におすすめするのが「前の浜」の東側にある堤防からの眺めです。
特におすすめなのが夕方。
夕暮れ時には、港の方向に太陽が沈んでいきます。
晴れていれば、真っ赤に染まった夕日を堪能できますよ。
しかも堤防なので、障害物のない海の上からとても綺麗な写真が撮れるんです。
さらに、真っ暗になった夜に堤防の上に行ってみてください。(海に落ちないように注意)
雲がなければ、万点の星空が広がります。
都会とは全く異なり、周囲の明かりがほとんどないため、星の明るさが際立ちますよ。
海の彼方にぼんやりと光が見えることがありますが、それは石垣島の街の明かりです。
島仲浜
最後に紹介するおすすめスポットが島仲浜です。
このビーチは港とは真逆の方向にあるため、なかなか行きづらい場所ではありますがとても綺麗な浜となっています。
島の中央の道をぐんぐんと進んでいきます。
島の中央にあるゴミ焼却施設からは舗装されていない、草の道路となります。
周りには背の高い木が一切ありませんので、暑さ対策はしっかりしましょう。
港から20分ほど歩くと…
島仲浜に到着しました!
左右が岸壁で覆われていて、まさに秘密のビーチのような感じ。
こちら側の海は遠浅になっていて、珊瑚礁もたくさん見られますよ。
島の探検がてら行ってみるのも良いですね。
カヤックで島を海から眺めよう
鳩間島でカヤックをレンタルすることも可能です。
カヤックに乗る際は、必ず日焼け止めを塗りましょう。
島の中ならまだしも、海でのカヤックは直射日光が凄まじいです。
先ほど挙げたナラリ浜から左回りで島を海から眺めていきましょう。
海流や波の影響で流されないように注意。
ぜひみなさんもシュノーケリングだけでなく、カヤックも楽しんでみてください。
カヤック初心者の私の経験上、「船原浜」というビーチまで行き、その浜で少し泳いでから港の方へ戻っていくというプランが非常におすすめです。
鳩間島でドローンは飛ばせる?
結論から言いますと、鳩間島でドローンを飛ばすことは可能です。
ただ、ドローンを飛行させる上での申請や注意点がいくつかあるので確認しましょう。
鳩間島の飛行許可申請
前提条件
ドローンを飛ばす上での前提条件として、無人航空機の登録をする必要があります。
国土交通省 無人航空機登録ポータルサイトから、100g以上の無人航空機(ドローン)を飛ばすために必要な機体登録ができます。
許可申請の流れ
鳩間島は竹富町に属しています。
そのため、竹富町のホームページからドローンでの撮影許可を取る必要があります。
ドローンの飛行については、竹富町役場自然観光課(sizenkanko@town.taketomi.okinawa.jp)が担当していますよ。
事業者の方は、こちらより撮影届の提出について案内事項を読み、申請を進めます。
個人での撮影の場合は、WEBフォームから簡単に申請することができます。
鳩間島でドローンを飛ばせない場所は?
鳩間島でドローンの飛行許可を取っても、飛ばせない場所があります。
それは鳩間島の集落上空です。
島民の安全面やプライバシーへの配慮によるものであるため、頭に入れておきましょう。
おすすめのドローン空撮場所・絶景写真
最後に、ドローンで撮影する際のおすすめ空撮場所と鳩間島の絶景写真を紹介します。
※筆者は、機体登録・鳩間島のドローンの飛行許可申請は取得済みです。
今回使用したドローンは、DJI Mini 2。
4K動画やパノラマなどを撮影でき、初心者にはもってこいのミニドローンですよ。
鳩間島は周りが海に囲まれていて、上空は突風が吹いていることがあります。
ドローンを使用する際は、必ず急風に注意して飛ばすようにしましょう。
「ナラリ浜」の沖合上空
中央左は鳩間港、右下には先ほど紹介した小中学校が見えます。
フェリーに近づきすぎないように注意してくださいね。
フェリーの上空を飛ばす行為も控えましょう。
ナラリ浜の近くにある堤防の上からドローン飛ばすのがおすすめです。
堤防が木々に囲まれているため、空撮準備にも最適ですよ。
「前の浜」上空
中央の建物は、今回宿泊した「ペンション マイトウゼ」の母屋です。
海辺のこの建物で食べるご飯はとても美味しかったです。
オーナーの通事さんご夫婦がとても親しみやすく、夜には宿泊者ほぼ全員でお楽しみ会なども…!
こちらは、「前の浜」の堤防から飛ばしています。
島のこちら側はフェリーがよく前を通るので、しっかりと安全確認をしてから飛ばすようにしましょう。
「島仲浜」の沖合上空
鳩間島のこちら側(港じゃない方)の写真はあまり見たことがないのではないでしょうか。
島仲浜から約1500mの距離からの鳩間島全体の写真です。
中央奥に堤防が見えますが、それが鳩間港。
ちなみに画面奥の大きい島は西表島です。
個人的には一番これがお気に入りですね。
今回使用したドローンはこちら↓
皆さんもぜひ使ってみてください。
お手頃価格のドローンで、4K画質の素晴らしい景色を撮影できますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、鳩間島のおすすめ観光スポット・ドローンの飛行許可申請について・絶景写真などを紹介しました。
都会では味わえないこの自然の豊かさを鳩間島の海で感じてみませんか?
たくさんの珍しい動植物も見られます。
ぜひみなさんも、鳩間島で新しい発見をしてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。